オメガベン(Omegaven)とは

一言で言えば、魚油を主成分とした脂肪製剤です

 

一般的に用いられている、イントラ~は大豆油から精製されていますが、オメガベンは、魚油から精製されています

 

脂肪製剤そのものは、肝保護作用があり、投与する事により中心静脈栄養による肝障害から来る、脂肪肝等を予防・改善する作用が知られています

 

ですが、日本で一般的に用いられているイントラ~はω6系脂肪酸を主成分としており、これはアラキドン酸カスケードを活性化し、体内での炎症系を増強する作用を有しています

つまり、投与する事により、逆に肝炎や腸炎等を増悪させる事も有りえるのです

 

一方で、オメガベンはω3系脂肪酸を主成分としており、これは抗炎症作用を有しており、肝障害や腸炎等を改善させる効果があります

 

実際に各種研究の結果、オメガベンにより、γ-GTPの改善、脂肪肝の著明改善等が報告されています

 

また、その他にも腎障害や腸炎の改善効果等の可能性も示唆されています

 

海外(主として欧州)では、脂肪製剤は主にオメガベンを用いており、その有効性は既に実証されています